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多発性関節炎
私たちが診断を行う時にしばしば問題になるのが、症状がはっきりしない病気です。たとえば、後肢を痛そうに上げる。または吐く・下痢するなどのはっきりした症状があれば、どこが悪いのかは分かりやすいのです。しかし、少女ユが分かりにくいものの場合は、どこが悪いのかを突き止める必要があります。こうした分かりにくい症状を示す病気として他院から紹介されることの多いものの一つが「多発性関節炎」です。
「関節炎」と一言で表すと、どこかの肢を痛そうに引きずる病気と考えられがちですが、そういった症状で来院されることはまれで、「熱っぽい」、「食欲不振」「触るとどこかを痛がる」等の症状で来院することがほとんどです。また、この病気は一般的な血液検査やレントゲン検査では異常がでないことが多いため、「異常なし」と診断されるケースが多いと考えられます。
しかし、多発性関節炎に罹患しているワンちゃんでは、全身の炎症を判別する特殊な血液検査の項目(C反応性蛋白)を測定すると高値を示すことが多く、また関節穿刺検査(関節に針を刺し、関節液を抜く検査)を行うと複数の関節に炎症が認められます。複数の関節が炎症を起こすことによって、発熱が起こり、全身が気だるい状態になるため、上記のような症状が認められます。免疫細胞が異常を起こし、自分の関節内の細胞を攻撃する病気のため、免疫抑制剤を一生投与しなければならない場合も多いですが、副作用の少ない量で、病気をコントロールできることがほとんどです。
どの年齢でも起こる病気ですが、一般的には4〜5歳の発症が多く、日本では小型犬での発症が多いようです。早期治療によって見違えるように元気になる事が多い病気なので、「熱っぽい」「食欲が落ちている」などの分かりにくい症状がずっと続く場合には、主治医の診察を受け、病気の兆候がないか検査することをお勧めします。
産経メディックス ワンパラ
「ペット高度医療の現場から」 渡利執筆記事より許可を得て転載
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