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痛みの管理
ホームドクターからの紹介症例にのみ対応する専門病院に勤務していた際は、その性質上、来院するワンちゃんの多くが重傷でした。重傷例では、特に痛みを伴うケースが多く、痛みを和らげることが、回復を早め、生活の質を向上させることが知られるようになってきました。今回は「痛みのコントロールについて」お話しします。
大阪在住Sさんと暮らすM・ダックスのハジメちゃんが、「車に轢かれ、激しい痛みを訴えている」と主治医の紹介を受け、来院されました。幸い、すぐに命に関わることはないと診断されましたが、「仙椎」と呼ばれる腰の骨の骨折に伴う激しい痛みが認められました。神経の異常や激しい痛みの出る部位での骨折であり、早急に整復手術をする必要があると判断。術中レントゲン撮影ができる特殊な装置を使う事で、皮膚や筋肉を大きく切開することなく手術が無事終わりました。うまく骨折部位が安定し、手術の傷口も小さかったため、翌朝には、痛みもなく歩けるようになりました。
近年、ペットが家族の一員と認識される事に伴い、ペットの「痛み」に関する研究、特に手術法や周術管理などは飛躍的に進歩してきました。今回のように、術後の痛みをより少なくするような方法での手術も可能になりました。ワンちゃんに対し、痛みにも気を使った治療をすることは今後の伴侶動物医療において、とても大切な事です。
獣医師にとって,専門病院出の診療は辛いことが多いです。理由は多くが重傷で、激しい痛みを訴える子やしんどそうにしている子が多いからです。
しかし、重傷のワンちゃんの痛みが消え、元気そうな顔が見られた時はこの上ない喜びを感じます。こうしたワンちゃんとより多く出会えるように、精進していきたいと思います。
産経メディックス ワンパラ
「ペット高度医療の現場から」 渡利執筆記事より許可を得て転載
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