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アメリカの教育システム
2008年7月から、ミシガン州立大学・外科フェローシッププログラムに1年間参加することになりました。私は外科診療科を中心にローテーションし、各診療科の診察、検討会、手術へ参加しています。そこで、今回は、ミシガン州立大学で感銘を受けたアメリカの教育システムについてお話をしたいと思います。
アメリカの獣医科大学病院は一般的に「教育病院」と銘打っており、文字通り教育に力を入れています。教育病院では、まず始めに学生が1次診察を行い、その後に教員が2次診察を行い最終的な診断を下します。学生は担当した症例を教員とディスカッションする中で、今まで講義で学んだ知識を応用する能力を身につけます。
私が最も感銘を受けた点は、こうした臨床現場における教育で、学生と教員の距離が非常に近く、個々の症例で非常に深い検討がなされている点です。
また、アメリカ獣医科大学の教員はほぼ全員が専門医の資格を持っており、豊富な知識を背景に学生を徹底的に教育している事も特筆すべき点です。そして、こうした非常に高い教育システムで育った学生が、専門獣医療の担い手と地域獣医療の担い手に別れ、アメリカの高度獣医療を支えているのだなと感じました。一方、日本の獣医科大学では教員数の限界などの問題からこうしたアメリカの教育システムを実現する事が難しいと言う現状があります。
しかし、日本における格差の少ない高度獣医療の実現のためには、こうした教育システムの確立が重要である事は間違いありません。もちろん、アメリカ獣医療が全ての面で優れているわけではありませんが、この留学で学ぶ事は非常に多く、外から日本の獣医療を見直す良いきっかけになりました。アメリカで多くの事を吸収し、将来的には自身が日本の高度獣医療の一翼を担えるようになりたいと切に願っています。
産経メディックス ワンパラ
「ペット高度医療の現場から」 渡利執筆記事より許可を得て転載
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