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喘息
救急医療の現場では、数多くの猫ちゃんが「呼吸困難」を主訴に来院され、一刻も早い治療が必要な場合が多くあります。今回は猫ちゃんの呼吸困難で比較的多い原因である「喘息」についてお話しします。
日本猫の太郎ちゃんは、3歳をすぎた頃からたまに咳をしていましたが、特別な治療は受けていませんでした。4歳になって間もないとある日、いつもより重い咳が2日ほど続いていたものの様子を見ていましたが、呼吸が急に苦しそうになってきたとのことで夜間救急病院へ来院しました。
来院時、太郎ちゃんはチアノーゼ(酸素不足のために舌が青紫色になる状態)を起こしてぐったりしており、非常に危険な状態でした。
直ちに酸素吸入を行いながら、状態が落ち着くのを待ち、胸部X線の撮影と血液検査とオーナー様からの経過の聞き取りを行いました。
X線検査で気管支炎の所見と血液検査でアレルギーを疑う所見があったこと、太郎ちゃんはタバコの煙がこもりやすい部屋で暮らしていたこと等から総合的に判断し、「気管支喘息」と診断しました。
直ちに気管支拡張薬や、抗炎症薬などの投与を行いました。その後、酸素吸入を続けたところ、呼吸状態が改善して、一命を取り留めることができました。このように、気管支喘息は重度になると命に関わることもあるため、症状の変化に注意が必要です。
気管支喘息はアレルゲンの吸入によって、気管が過敏に反応を起こし、気道が狭くなったり、粘液の分泌が増加しておこります。人間と同様に、タバコの煙やハウスダストなどが危険因子と考えられており、環境の改善が喘息の予防には重要です。 もし、ご自宅の猫ちゃんが慢性的な咳をしている場合は、主治医を受診して喘息の兆候がないかの診断を受けてください。日頃からのケアで大切な猫ちゃんとの快適な生活を送りましょう。
産経メディックス ワンパラ
「ペット高度医療の現場から」 渡利執筆記事より許可を得て転載
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